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日本三大山車(だし)祭りのひとつ、長浜曳山祭りの歴史や文化を紹介する博物館。長浜曳山祭りは、秀吉の男子誕生を祝い、町民が12基の山車を造営したのが始まりだ。12基の曳山のうち、現在は毎年4基の曳山が巡行するほか、曳山の舞台の上で「子ども歌舞伎」が演じられる。
館内には、金工彫刻や木彫り、漆塗りなどで飾られた豪華絢爛な実際の曳山を2基展示。体感シアターや100インチの三面マルチ画面で祭りの様子を放映するパノラマシアターを常設し、臨場感あふれる祭りの雰囲気を再現している。
曳山博物館の構想が考えられるようになったのは、昭和55年(1980)。それから完成までに実に20年。そして今、単なる曳山というモノの展示館ではなく、長浜曳山祭を守り伝えていくコトの大切さを見てもらう、知ってもらう、考えてもらう施設として曳山博物館が誕生した。
【オフィシャルサイト長浜市曳山博物館】