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2021/05/12
こんにちは。
今回は滋賀県長浜市の黒壁ガラス館の耐震工事の様子をお伝えします。
黒壁ガラス館は、1900年(明治33年)に第百三十国立銀行として建てられた木造洋館です。
1969年には国の登録有形文化財に登録されました。
黒壁ガラス館としてオープンしたのは1989年です。
今回老朽化が著しいため、耐震補強、壁の塗り直し、屋根の葺き替え工事など開館以来初めてとなる大掛かりな改修工事が行われました。
工事は完了し、3月27日にリニューアルオープンしました。
工事の様子を振り返っていきたいと思います。
まずは引っ越し作業です。
館内の家具を傷が付かないように梱包、移動させます。
引っ越し後、いよいよ解体が始まりました。
屋根の古い瓦を剝がしていきます。
室内では内装を剥がした後、大工さんの仕事が始まりました。
あちこちに補強が入れられていきます。
これは床下地を貼っているところです。
この床は階段を上がってすぐのところです。ヘリンボーンと言います。
内部の装飾天井部分です。天井の裏はこんな感じです。
外壁の劣化部分の補修をしています。
大屋根軒先。黒壁の「黒」で塗装しています。
完成しました!!
工事を担当しました現場監督をご紹介します。ここは屋根の上ですが、二人とも堂々としています。
約5ケ月間の工事でした。
現場監督、協力業者の皆様、お疲れ様でした。
ご機会があれば、とってもきれいになった黒壁ガラス館を皆様ぜひご覧ください!!
今回工事中の写真をじっくりと眺めていて、だんだんとできあがっていく様子がおもしろいなと思いながら見ていました。
頭の中にしかなかったものが、紙に描かれ図面になり、実際の建物になって、人に使われていって、というのはすごいことですし、おもしろいです。
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